小岩井備忘録

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日本版Nintendo Switchの中華需要についての考察

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※この記事は任天堂(株)の商品である「Nintendo Switch」の転売を推奨する内容ではありません。また該当権利者の権利を侵害するものではありません。

なぜNintendo Switchは未だに転売されるのか

私個人の意見ですがSwitchは商品の仕様だけを見ると商材としてあまり扱いたくない分類かもしれません。

なぜかというと一つ目として、Switchは一般的に子供向けのゲーム機ですので積み上げられた在庫を何も知らない人に見られたら好奇の目に晒されると思います。二つ目として箱が大きいので大量のSwitchを自宅で保管すると置き場所に困ったり、邪魔になるかもしれません。

買取店に郵送する人はその都度、梱包用のダンボールを購入している人もいます。そのダンボールに入る個数も限られる為、台数が多いと複数口になり発送資材も余分に必要になりますし、それに伴い送料の負担も大きくなります。

買取店に直接持ち込みする場合でも個数によってはバンに積んで運ばないと難しかったり、一人で行く時や場所によっては駐車料金もかかるかもしれません。

それでもなぜSwitchが商材として好まれるのかというと

  • オンラインショップや実店舗での買い回りで容易に複数個集められること
  • 電子マネーやバーコード決済などを利用しても購入できる為、実施しているキャンペーンを利用できること(こちらについては後述します)
  • シーズンを通してほとんどの時期で「買取価格÷定価=90%超え」を維持していること
  • 売却先の販路が豊富で大口にも対応してもらえること(販路については以下買取業者一覧を参照してください)

高価買取業者一覧 - 小岩井備忘録

高価買取業者一覧(新興業者) - 小岩井備忘録

 以上の理由が挙げられると思います。

2017年の品薄だった時期は買取価格は定価をはるかに超えていたのですが、現在では買取価格は定価を割れています。

今夏にバッテリー強化版の新モデルが発表された際、旧モデルの買取価格が暴落し新モデルの発表を嘆いた以下のツイートが一気に拡散され、まとめブログに取り上げられた上、「転売失敗」と笑い者にされてしまうことがありました。

 

ちなみに「泣き崩れる嫁」というのはテンプレで元ネタはこちらのツイートです。

 

おそらく品薄だった時期の転売の印象が強いのか「今更Switchの転売なんてバカなの?」などと言いたい放題言われていました。

買取価格が定価を割れている為、一見すると転売しても赤字のように見えますが読者の皆さんのほとんどはご存知の通り、楽天のSPUや買い回りセールによるECサイトのポイント還元、キャッシュレス決済の20%還元、その他クーポンなどを利用することで現在でも還元額を考慮すれば実質的に定価を越える価格で売却することが可能です。

付与されたポイントはそのポイントでまた何か商品を購入して売却することで換金できる訳です。笑い者にされてしまったツイッター投稿者も実は実質黒字で売却し利益を上げていると思われます。

もちろん実質ではなく最初から買取価格や取引相場が販売価格を上回っている商品は探せば他にたくさんあります。ただしそれらの商品のほとんどは品薄だったり、販売終了したレア商品で複数個集めるのは困難だったりします。そしてそれを把握している人は他にもいるので競争率が高くすぐ品切れになってしまいます。

あるいはシーズンが限られていたり、大量に供給されると相場が急落してしまうリスクがある商品が多いです。その点、Switchはシーズンを通して常に需要があり大量に供給されても相場が大幅に崩れることはほとんどありません。

このようなことからSwitchは箱が大きく邪魔になる等といった最初に述べたデメリットをメリットが凌駕する為、商材にSwitchが利用されやすいのではないかと考えます。

 

売却されたNintendo Switchはどこに行くのか

以前まで香港を除く中国国内では公式ではSwitchの販売はしていませんでした。国内で売却されたSwitchのほとんどは買取業者を経由して中国に輸出され中国のECサイトなどを通じてエンドユーザーの手元に届きます。

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中国国内での供給が足りない為、わざわざ非正規のルートで日本版を輸入しなくてはいけない状況になっていました。

1ヶ月の返品保証やメーカー1年保証を受け付けている販売店もあるようですが、中国のエンドユーザーにとっても高いお金を払って日本版を購入して非公式の保証を受けるより、私たちと同じように正規品を購入したいというのが正直なところだとは思います。

ご存知の方もいると思いますが「テンセント(騰訊)」という中国の企業が任天堂と連携して、代理店として今月10日に中国国内で正式にSwitchの販売を開始しました。テンセントという企業名は耳にしたことががなくてもテンセントのSNSサービス、「WeChat(微信)」は知ってるという人も多いのではないでしょうか?

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WeChat - Free messaging and calling app

 

中国版Switchの発表に伴い、買取相場は先月と比較すると少し下落しています。

www.sankeibiz.jp

販売価格は2099元(現在のレートで約32,000円)

 

中国国内での展開にはローカライズ(中文化)が必要なのはもちろんですが、中国政府からコンテンツ内容や課金、オンラインサービスなどを展開する為に様々な承認が必要です。特にコンテンツ内容については厳しく検閲されるようです。

 

中国版Nintendo Switchには制限が。日本版への需要は継続する?

中国版Switchでプレイできるゲームは発売日時点では中国のインディーズゲームを除くと『NewスーパーマリオブラザーズUデラックス』1つとのこと。

その後、『マリオカート8 デラックス』や『スーパーマリオ オデッセイ』などの追加リリース予定はあるものの、ラインナップの追加には前述の検閲が必要でゲームによっては一部内容がカットされる可能性もありそうです。

今後、課金についてはWeChat Payを利用すればスムーズに進むと思いますが、オンラインサービスについては中国本土のみと制限がかかりそうです。

headlines.yahoo.co.jp

正規品とはいえ制限がある中国版Switchですが、サービス展開の進捗や検閲によっては機能制限のない日本版Switchへの需要は今後も引き続き継続する可能性はあります。ただし、CFWなどの開発によって機能制限が解除できるようになると、需要は減少する可能性があるので常に情報をチェックしておく必要がありそうです。

 

物理SIMを2枚挿せるデュアルSIM対応の香港版iPhoneを購入しようとする日本人と、機能制限のない日本版Nintendo Switchを購入しようとする中国人。お互い意外なところに需要があるのかもしれません。

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