ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今年7月から光コラボ事業者間の変更が可能になりました。
光コラボとは
「光コラボ」って?という方に簡単にご説明するとNTTが提供する「フレッツ光」の回線を借り受け、各社のブランドとして販売することです。
光コラボの例を挙げればわかる人も多いのではないでしょうか?
その他いろんな事業者の光コラボが存在します。
フレッツ光では別途プロバイダ事業者を契約する必要があったのですが、プロバイダ事業者が光コラボを提供することにより、契約が一本化されてわかりやすくなるメリットがあります。また光コラボでは多くの場合、フレッツ光の料金+プロバイダ料金より料金は安くなります。中身はフレッツ光の回線を利用しているので回線の品質が低下するといったことありません(プロバイダによってネット環境が変化する可能性はあります)
また料金が安くなるだけでなくソフトバンク光の「おうち割」、OCN光の「OCN光モバイル割」など各社が携帯とセットにすることで独自の割引サービスを付加しています。
光コラボが始まる以前もauは「スマートバリュー」で知られる「auひかり」とのセット割、ソフトバンクは「Yahoo!BB」とのセット割を提供していましたが、同じNTTグループであるドコモは独占禁止法に引っかかる為、「フレッツ光」とのセット割が提供できませんでした。
この「光コラボ」によってドコモ光が提供できるようになり、念願のセット割を提供できるようになった経緯があり、光コラボの開始はユーザー側だけでなく事業者側にとってもメリットがあったと言えます。
※NTTを騙った悪質な光コラボ電話勧誘も見受けられます。読者の皆さんもご注意ください。
以前までの光コラボ事業者間の乗り換え
メリットばかりのように見える光コラボですが、最近まで大きなデメリットがありました。それは何かというとフレッツ光から光コラボ事業者に切り替える場合は「転用承諾番号」を取得するだけで工事不要で簡単に乗り換えができました。
しかしながら2019年6月以前は光コラボ事業者から他の光コラボ事業者の乗り換えはできず、他社に乗り換える為には契約中の事業者を解約してから、新しい事業者で再工事が必要でした。フレッツ光からの乗り換えは容易でも、その後の乗り換えが困難だった訳ですね。
「ひかり電話」を利用されている方は更に厄介。解約したら電話番号は消滅してしまいます。フレッツ光以前から利用していた固定電話番号が利用できなくなってしまうとことです。人によっては恐ろしい話なのではないでしょうか?
「ひかり電話」に利用している固定電話番号を継続して利用したい場合、メタル回線に戻す、所謂「アナログ戻し」が必要でした。非常に手間がかかるのと費用ももちろんかかります。
光コラボ事業者間の乗り換えが容易に
今年7月から契約中の光コラボ事業者から「事業者変更承諾番号」を取得して他社へ乗り換えることで先ほど述べた複雑な手順を踏まず、スムーズに他社に乗り換えることが可能になりました。再工事ももちろん不要です。ひかり電話についても固定電話番号をそのまま引き継ぎできます。
現在ドコモ光などの光コラボ事業者をご契約中でキャッシュバックをすでに受け取り済の方は、 他社への乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?光コラボ事業者間の乗り換えは先ほど述べた通り工事不要。「事業者変更承諾番号」を利用して簡単に乗り換えができます。
ソフトバンク光では定期契約の違約金、事業者変更手数料など乗り換えの際にかかる費用を最大10万円までキャッシュバックしてくれます。詳しくは以下の記事を参照してください。
固定回線を乗り換え。SoftBankあんしん乗り換えキャンペーンの還元上限は最大10万円。上手に利用するには? - 小岩井備忘録
フレッツ光からの転用、光コラボ事業者変更以外だと工事費が発生してしまいますが、その他のインターネット(auひかり、J:Comなど)から乗り換えはSoftBank 光 乗り換え新規でキャッシュバック/割引きキャンペーン
お引っ越しされるという方はSoftBank 光 新生活応援キャッシュバック/割引キャンペーン
いずれかのキャンペーンを利用することで最大24,000円キャッシュバック。工事費は実質無料になります。
上記のキャッシュバックとは別に現在ソフトバンク光では転用で15,000円キャッシュバック中。新規は35,000円キャッシュバックしています。ぜひご検討ください。